【栽培】イチゴ栽培を始めた初心者必見!①苗作り編

イチゴの栽培① 畑のこと

こんにちは、アグです。

今回は畑で苺を栽培する方法についてお伝えします。

実は私は苺を作り始めて4年が経ちました。

なぜそんなに続いたかというと作ることがとても楽しいからです!

鮮やかな赤い苺ができることが、とても嬉しいからです!

前置きが長くなりました、私のことは横に置いておいて本題へ。

この記事では、私が実際に栽培した苺を例に栽培方法を紹介します。

本当は無農薬栽培で作りたいのですが実際は農薬も使います。

農薬というと良いイメージがありませんが包み隠さず紹介していきます。

この記事を読むと、苺の栽培についてどの時期にどんなことをするとよいのか

気を付ける点はどこかがわかります。

土づくりをしよう

土づくりはこれから一年苺が生きていく場所を作る

とても大切な作業です。

土づくりをするタイミング

土づくりをする時期は定植の2週間以上前から始めます

2週間程度は石灰や肥料が土となじむのに時間がかかるためです。

pH調整

pH(ペーハー)調整とは、土の酸性度もしくはアルカリ性度を調整してあげることです。

苺に適したpHは5.5~6.5です。

私の畑では、何もしないでおくと6.0程度になるので

pH調整はしていません。

因みに、pHを調べるには、この道具を使うと簡単にできます。

土のpHを測る道具
土壌酸度計

だいたい5.5ぐらいでした

pH5.5のメモリを指す酸度計
定植する前の酸度

堆肥

堆肥(タイヒ)をまいていきます。

堆肥とは肥料のことを言います。実際にはこちら

牛糞堆肥
牛糞堆肥

牛糞堆肥、つまりは牛のふんです。

畝づくり

畝(ウネ)を作っていきます。

苗を作っていこう

今年できた苺の株から来年の苗を作っていきます。

初めて苺に挑戦するというときは、ホームセンターなどで苗を買ってきます。

次の年からは自分で苗を作って苺を育てていきます。

苗を作り始める時期

9月から作り始めます。

用意するもの

  • ポット
  • U字の針金
  • 移植ごて
移植ごて、U字ピンそしてポット
苗作りのための道具

やってみよう

今年の春に収穫が終わった親株から出たランナー(つる)にできる子株から苗を作ります。

土を入れたポットにつるから出た株を育てていきます。

こんな感じです。

苺の苗を作る写真
苺の苗作り

コツとしてポットに苗を置いたらU字ピンで

動かないように固定してあげると簡単に根付いてくれます。

水やり

定植まで毎日水やりをしましょう。

今年(2021年)は10,11月は晴れる日が多く毎日朝晩水やりをしました。

定植しよう

作った苗を畑に植え替えてあげます。

苺の苗を定植する様子
定植途中の様子

コツは苺の根をなるべく崩さないようにそのまま植えてあげることです。

肥料をあげよう

越冬するための肥料をあげましょう。

土づくりをするときに一緒にまぜてしまっても良いと思うのですが

私は定植後にあげました。

この肥料を使っています。

苺の肥料
苺の肥料

まとめ

苗づくりから越冬するまでの手順のおさらいです。

  • 定植の2週間より前(10月中旬)に土づくりを始める
  • 9月に入ったら苗づくりを始める
  • 苗づくりではつるが動かないようにU字ピンで抑える
  • 苗づくり中は毎日水やりをする
  • 11月に入ったら定植してあげる
  • 寒くなる前に肥料をあげる

以上が秋から越冬までの苺にしてあげられる作業です。

ホームセンターでも苺の苗は売っていますが、一度購入すると

その株から次々に苗を出してくれます。

丁寧に世話をしてあげることで長く栽培を楽しめると思います。

次の記事では、越冬してから収穫までの作業の流れを紹介する予定です。

それではまた。

コメント

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