こんにちは、アグです。
今回はサクランボの生理落下について紹介します。
実は、サクランボは付けた実を自分で落としてしまうことがあるのです!

やっと実を付けたのに
どうして、落ちてしまうんだ!

どうしたら、こんなふうになるのかな?

この理由はサクランボの樹が自分でバランスを取って、自ら落とすためです。これを生理落下と言います。
この記事では、サクランボの管理方法を確認し、どうしてサクランボが生理落下をするのか?またその対策を紹介しています。
そして、この記事を読むことで樹の体力をつけてあげることが出来、生理落下の数を減らすことで樹いっぱいのサクランボを収穫できるようになると思います。
では、早速紹介していきましょう。
基本的な管理の方法を確認
まずは基本的はサクランボの育て方を確認します。年間を通してすることは施肥、剪定、人工授粉、摘果です。
- 肥料 2月と10月に有機肥料または化成肥料を与える

- 剪定 冬は12月から2月の間、夏は7月下旬から8月の間
- 人工授粉 5分咲きの頃と、満開の頃
- 摘果 一ヶ所の実を2,3個残してあとは摘み取る

- 収穫 5月中旬から、6月まで

では、次はなぜ実が落ちてしまうのかを考えましょう。
なぜ実が落ちるのか?

なんで、せっかく成った実が落ちちゃうの?

それは生理落下をしているんだよ

生理落下ってなに?

さくらんぼの木の体力や栄養状態に合わせて実を落とすことだよ
生理落下で実が落ちるというのが原因でした。
その生理落下の要因は樹勢(木が育つ勢い)や木が持つ栄養状態です。
では、どうしたら生理落下を少なくできるのかを解説します。
生理落下の対策
結論は、適切に肥料をあげること、剪定をすることです。
なぜ、それが対策になるかというと、樹が体力をつけ十分実を付ける事の助けになるからです。
例えば人が体力を付けようとすると、中長期に渡って適度な運動と栄養が必要です。
樹も同じで、一年かけて成長と栄養の吸収をし体力をつけます。そして、肥料をあげる事、剪定をする事がその助けになるのです。
剪定をすると、葉に光が当たって光合成が出来ます。肥料をあげる事で、樹は栄養を蓄えます。これを一年通して行うことで体力が付き生理落下の対策になります。
まとめ
今回のどうしてサクランボの実が落ちてしまうのか?という疑問の答えは、生理落下をするからでした。

生理落下は、樹の体力・栄養状態に合わせて自ら実を落とすことです。
実に栄養を渡しすぎると、樹本体が弱ってしまうため、実を落としています。
では、その生理落下を減らす対策としては
- 肥料をあげる(10月と2月)
- 剪定をする(冬は12月から2月の間、夏は7月下旬から8月の間)
肥料は、有機肥料または、化成肥料をあげると良いです。
剪定は、枝が重なって光が当たっていないところ、茂りすぎて風通しが悪くなっているところに気を付けて剪定しましょう。
サクランボ🍒は比較的栽培が難しいと言われる果物です。
でも、完全に放置せずに2、3ヶ月に一度世話をしてあげることでかわいい実を付けてくれます😁😁
むしろ毎日世話をしなくても済む分、多くの人が作ることが出来ると思います🤗
無理せず、楽しく家庭菜園していきましょう🤗🤗
それでは。
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