こんにちは、アグです。
野菜作りにとても重要である土づくりについて紹介します。
いざホームセンターに行っても土づくりに関して、いろんな資材があって
一体何を買って、買ったものをどうしたらいいのか分からないことがありませんか?
実際私も、畑を始めたばかりの時は土づくりをしていなくて、いくつも野菜が実らないことがありました。
そんな土づくりについてわからないあなたに私がしている方法を紹介します。
- 植え付けの2~3週間以上前に石灰をまいて耕す
- 石灰を撒いた1週間後に堆肥(タイヒ)と元肥(モトゴエ)を撒いて耕す
- 畝(ウネ)を作る
- マルチングをする
文章にするとなんだか難しく感じるかもしれませんが、
簡単に言うと、「撒いて、耕す」これを繰り返すだけです。
一度やってみるとそんなに難しくありません。
では早速解説していきましょう。
そもそも土づくりって何?何のためにするの?
土づくりとは、大雑把にいうと「作物が育つ環境を整えてあげること」です。
何のためにするのかというと、「作物を順調に育てるためです」です。
例えていうと、人が生活していくのに雨、風をしのぐ家が必要なように
植物にも育つために土や水、日光、温度などが必要です。
その育つ環境を整える初めの一歩が、土づくりです。
土づくりを始めるタイミングはいつ?
作る物によって変わってきますが、だいたい植え付け、種まきの2~3週間前に始めます。
理由としては、石灰をまいてpH調節するのに2週間程かかり、堆肥をまいて
土になじむ(微生物による分解)に2週間程かかるためです。
相手が自然であるため、こちらから起こした行動にすぐ反応するなんてことはありません。
2週間程度は気長に待ちましょう。
実際には何をどうしたらいい?
では、実際何をしたらいいのか?と言われたら
順番に工程をあげると
- 石灰をまく(pH調整をする)
- 土を耕す(ほぐして、水持ちをよくする)
- 1~2週間待つ
- 堆肥、元肥をまく、そして耕す(肥料をやる)
- 畝を作る(水はけをよくする)
- マルチをかぶせる(土の表面に何かをかぶせる)
- 1~2週間待つ
- 完了
以上です。
では詳しく解説していきます。
石灰をまく(pH調整をする)
まず初めの一歩です。石灰をまいていきましょう。もし、雑草が茂っていたらに草刈りをしなくてはいけません。
草刈りについてはこちらに関連記事があるのでこちらもどうぞ。
石灰ってなに?というと、小学校のグラウンドに白い線を書くために使われていたあの白い粉のことです。
これは私が実際に使っている石灰です。
ただ闇雲にまけばよいわけではありません。目的は土のpH(酸性やアルカリ性)を調整してあげることです。
作物によって適したpHが違うので、作るものに合わせて調整してあげます。
まず、現在の土のpHがどれだけか調べていきます。
使う道具は酸度計です。私はこの酸度計を使っています。
使い方は、湿らせた土に2.3分挿しておくだけです。
日本では酸性雨が降るため、土壌も酸性に偏りがちです。
そのため畑に石灰をまくことが多いです。
土を耕す(ほぐして、水持ちを良くする)
石灰を撒いたら地面を耕していきましょう。
スコップと鍬(クワ)で土を掘り起こしていきます。なかなか大変な作業です。
耕す場所が広い場合は耕運機を使うと、とっても楽になります。
深さは30cmくらいが目安です。
私の場合は5m×1mくらいの面積を耕すのでいつも耕運機に任せています。
1~2週間待つ
石灰と土がなじむまで待ちます。
自然が相手なので時間がかかります。
堆肥、元肥をまく、そして耕す(肥料をやる)
待ったあとに、堆肥(タイヒ)と元肥(モトゴエ)をまきましょう。
私がホームセンターでいつも買う堆肥はこれです。
私は元肥はだいたいこの8-8-8の表記のものを使います。
撒いて土を耕せばOKです。
畝(ウネ)を作る(水はけをよくする)
堆肥と元肥を撒いて耕したら、続けて畝も作りましょう。
畝のイメージはこんな感じです。
なぜ畝が必要か言うと、水はけも良くなり、作物の根の伸びもよくなります。
鍬とスコップで形成してあげるのも良いのですが私は、いつも耕運機の
畝立て機能を使って作っています。
スコップと鍬で作ったこともあるのですが、耕運機でするようになってからは
とても簡単に楽にできるようになりました。
マルチをかぶせる(土の表面に何かをかぶせる)
畝が作れたらマルチングをしましょう。
マルチングとは、簡単に言うと土の上に何かをかぶせることです。
よく見かけるのは、黒いビニールやわらです。
こんな感じです。
マルチングの効果としては
- 保湿、乾燥防止になる
- 防草効果がある(一番これが嬉しい)
- 地熱をあげる効果がある
- 泥はねによる病気予防になる
- 畝が崩れるのを防ぐ
とても、いいことがあります。
私の場合はよくわからずに敷いていたのですが
一番の効果は見た目が一気に畑っぽくなることでした。
小学生みたいな理由ですが、ここまですると畑作ってるぞ!という感じがして
とても嬉しくなります。それと同時に、野菜が育つことも期待出来てわくわくしてきます。
まとめ
ここまでのまとめをします。
- 石灰をまく
- 石灰を撒いたら耕す
- 1~2週間待つ
- 堆肥と元肥をまいて耕す
- 待っている間に畝を作る
- マルチングをする
- 1~2週間待つ
以上が私がいつもしている土づくりの工程です。
本当はもっと、いろんな手間をかけたほうがより良いことがあるのも知っているのですが
時間が足りないという、人はこれだけしておけば十分に野菜は育ちます。
まわりに聞ける人もいないし、やったこともないし、やり方もわからないという方は
是非一度この方法を試してみてください。
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